日本経済新聞 2005年5月14日 (土)
日本経済新聞 2005年5月14日 (土)
NIKKEIプラス1「ベストeショッピング」 にて、当店を取材していただきました!
0歳児からの知育玩具専門店
「遊育玩具」という言葉を聞いたことがあるだろうか?「知育玩具なら聞いたことがあるけど」というのが大方の人の答えだろうが、それもそのはず、「遊育玩具」なる言葉はネットショップの「トイ・フォー・ベビー」の造語なのだ。同店では「遊びを通して脳に良質の刺激を与え、赤ちゃんの知育発達を促すおもちゃ」をそう呼んでいる。
代表的なものでは、プレイジムがそれにあたる。赤ちゃんがぶら下げられているのだが、それぞれのおもちゃはくっきりした色や特徴のある形で、触ると音が出たりする。また、マットにも絵が描かれ、同じく触ると音が出る。これらは、赤ちゃんの五感を刺激して脳の発達を促すものだ。 同店では、すべて布製のプレーマット一体型をそろえているが、中でも人気は赤ちゃんの発達研究の先進国であるイスラエルのもので、赤ちゃんがお座りできるようになっても遊べるため、一歳を過ぎても使えるという。
今でこそ乳児向けの知育玩具はいろいろな店で扱っているが、同店が開店した2001年春の時点では、知育玩具は三歳児以降の幼児のものだと一般的に考えられていた。 そこで、店主の廣島大三さんがまず行ったことは、赤ちゃん向け知育玩具の啓蒙活動だった。 具体的には、「目が見えていないと思われている生後間もない赤ちゃんでも、コントラストの強い色のシンプルな絵柄なら見ることができる」といったうん畜をトップページで伝える。さらに知育玩具で赤ちゃんと一緒に遊ぶことがいかに楽しいかということも訴えていったので。 その努力も実り、乳児向け知育玩具の認知も高まってきたわけだ。
学生時代に児童心理学を専攻した廣島さんだが、ショップを運営していくために、脳の発達に関する勉強を学生時代以上にしたという。 そんな廣島さんの抱負は、同店オリジナルの玩具を開発することなのだそうだ。