乳児期の赤ちゃんが「おもちゃ(知育玩具)」にかかわる上で、最も大切なことは、何だと思いますか?
5感の刺激ですか?ハイ、それもあります。
安全性ですか?ハイそれも重要です。
発達研究に基づいていること?もちろんそれも、重要です。
でも、これらよりももっと大事・・・一番大事といってもいいくらいの要素があります。それは「対話」です。お母さん、お父さん、保育者の方々と赤ちゃんの間で、遊びを通して得られる「対話」、これなくしては、乳児期の遊びは成立しません。つまり、この時期の赤ちゃんは一人遊びはしない、ということです。
ですので、当然ですが、「おもちゃの目的」も「対話」が中心要素となってきます。乳児期の知育玩具においてよく言われる「発達の課題」というものは、この「対話」の上に成り立っています。
特に乳児期の赤ちゃんの知育玩具においては、この「対話」の要素に目が向けられることなく、「知育」という言葉が先行してしまって、幼児期の子どもの知育玩具と同じ意味で扱われているのが現状です。でも本来、乳児期の赤ちゃんの遊びにおいて大切なのは、おもちゃから学ぶことではなく、おもちゃを通してお母さん(お父さん)や保育者と対話を持って、心のつながりを感じ、そして、遊びを楽しむことです。
この段階では「何かができるようになる」ことは、目的ではないわけです。ですので、知育玩具を選ぶ際も、「対話の要素があるかどうか」「赤ちゃんの発達段階に合っているか(楽しめるか)」といったことに注目すると、よい知育玩具と出会えると思います。!