規格についてのご説明を中心にしてまいりましたが、もちろん、こうした「規格」も絶対ではありません。しかし、これらの規格は、非常に厳しい検査項目を設けており、それらをパスした商品だけが、認定を取ることが出来ます。それは、目に見える形での「安心」であると、私は思っております。
もう一つ、当店が提供できる「安心」がございます。それは、私が実際に目で見て、触ってみた、感じた「安全性」です。数値や学術的根拠に基づく安全性は、上述の規格をパスしているかどうかで、判断ができますが、私はそれだけではないと思っています。実際のおもちゃが、どんな遊ばれ方をするかも大事だと思っています。
これは、遊び方を大人が決めるという事とは、意味が違います。
例えば、1歳未満の赤ちゃんのまわりには、硬い素材が大部分をしめるおもちゃは望ましくありません。その理由は、安全性そのモノに関わってきます。特にハイハイやつかまり立ち、アンヨをし始めの時期に、赤ちゃんのプレイスペースから、「硬いモノ」を排除することは、非常に大切です。こうした時期の赤ちゃんは、いつコテンと倒れてもおかしくありません。しかも、まだ体の保護機能は、十分に備わっていないので、こうした時期にちょっとコケただけでも、大ケガにつながることがあります。ですので、安全な環境を作ることは、非常に大事なんです。そういうことを考えると、例えば1歳未満の赤ちゃんのおもちゃとしては木やプラスティックといった硬い素材は、注意が必要です。
そうした月齢特有の安全性というのは、専門家が、実際の商品を手にして検証することが大事だと思っています。だから、当店では、取り扱うおもちゃすべてにおいて、まずは私の目と手と頭を通してから、取り扱いの決定をしています。私のこうした判断の中には、私が実際に子育てを通して培ってきた「親としてのカン」も、十分に含まれております
こうした「人の思考」も、大事な「安全性」のひとつの要素だと思っております。