4〜6歳は、発達の面で言うと、基本的には成熟の域にあります。想像力や好奇心と、脳の発達の両方を使って遊ぶのがこの時期です。その意味で、シンプルな木のおもちゃというのは、この時期の子どもの遊びの世界を、大きく広げてくれます。それは、子どもの好奇心と想像力のなせる業です。そして、こうした子どものいとなみは、世代をまたいでも、変わることはありません。
時代がいくら移り変わっても、「子どもの遊び」、「子どもが成長する過程」は、決して変わりません。10年前も、100年前も、1000年前も、「子ども」の本質は、何も変わりません。時代も流行も技術の進歩も関係ありません。「乳幼児期の子どもの遊び」に関して言えば、ハイテクもローテクも、アナログもデジタルもありません。
子どもたちの原動力は、いつの時代も「好奇心」と「想像力」です。本来、子どもの遊びは、とてもシンプルで単調なものです。だからこそ、「好奇心」や「想像力」をフルに発揮する余地があるわけです。そうしたシンプルで単調な遊びは、子どもの頃にしかできません。そして、この時期に、存分に、そうした遊びをすることが、大切なんです。玩具を使った遊びに限らず、体を使った遊び、手を使った遊びなど、すべてにおいて、シンプルかつ単調ないとなみの中に、遊びの大切なエッセンスが隠れています。