コミュニケーションステージ
発達のテーマ
パパとの遊びを通して、社会性を身に付ける。
ポジティブ原体験で、学習の基盤を作る。
0歳・1歳ごろまでは自分一人、もしくは、ママと二人だった遊び(世界)が、2歳を過ぎる頃からは、保育園・幼稚園など、より多くの人たちと関わる機会が増えてきます。
これまではママと愛着関係を築くことが、発達のテーマでしたが、ここからは、ママも含めた、その他の人達との関わりの中で、「社会性を身に付けていく」ことが大きなテーマになります。
その最初の段階として、パパの存在が重要になってきます。子どもはパパとの関わりを通して、社会性を学んでいくのです。
おしゃべりができるようになって言葉も通じるようになり、子どもの体がしっかりしてくると「高い高い」のような豪快な遊びもできるようになり、パパも子どもとの遊びが楽しめるようになります。
そしてこの時期は、社会においてコミュニケーションをとるために必要となる「言葉(ひらがな)」や、物の考え方や順番を学ぶのに必要となる「数字」などの、お勉強を始めるのにいいタイミングです。
これらは将来の学習基盤に大変重要な要素です。これらを学ぶポイントとして、「ポジティブな原体験」を与えてあげることが大切です。
例えば、「ママと寝る前に絵本を読んでもらって楽しかった」という原体験は将来の「国語が好き」とか、「パパとお風呂で歌を歌って楽しかった」という原体験は将来の「音楽が好き」など・・・、後の学習能力を形成する前段階として、楽しい体験を与えてあげることが、「●●=楽しい=好き=もっとやりたい」がという将来の能力の土台になるのです。
この時期には、楽しい原体験を沢山与えてあげて、先々いろいろなことに興味・関心を持ち、自ら学習や探究していく、前向きな意欲ができるようなチャンスの種をまいておきましょう。
さらに、「英語」を始めるには、とてもいいタイミングです。
日本語を自由に話すことができるようになり、おしゃべりも楽しくなるこの時期は、日本語を獲得した方法がまだ感覚として体に残っているので、日本語を覚えた覚え方と同じような感覚で、「英語」に取り組むことができるからです。
将来のグローバルなコミュニケーション能力を身につけるためにも、「ポジティブな原体験」として、英語学習を始める前段階の取り組みで「ママと楽しく英語で遊んだ!」という楽しい体験をするのに良い時期です。