その5:楽になったと喜んでばかりはいられない!赤ちゃんの「一人遊び」は要注意!

「不安とストレスの子育て」を 「楽しむ子育て」にかえる提案

楽になったと喜んでばかりはいられない。赤ちゃんの「一人遊び」は要注意!

「楽しむ子育て」第5章は「親が遊びに関わる」ことで、「対話」が増え、それは発達を促すことにもなるし、赤ちゃんとの愛着関係を深め、赤ちゃんと通じ合うことにもなり、子育てをより楽しいものにしてくれる、というお話です。

よくお母さん同士の会話で、こんな話を耳にします。

「早くひとりで遊べるようになるといいわね」 「この子は、ひとりで勝手に遊んでくれるから、助かるわ」

果たして「一人で遊ぶこと」は良いことでしょうか?

確かに、ある発達段階において「一人遊び」をするのが自然な時期が、赤ちゃんにはあります。集中力が養われてきている証です。しかし、それは、発達段階のほんんの一時期のことであって、そういう時期には、赤ちゃんが好きでそうしているだけのことです。集中力が養われてきて、一つのことを気が済むまで、とことんやりたい時期があるんです。

この時期は例外とすると、「ひとり遊び」を好む赤ちゃんの多くは、「あきらめ」てしまっている場合もあります。親が遊びに関わらないのが普通になっていて、小さい頃から「遊ぶ=ひとり」という場合です。親に対して「あきらめ」てしまっている親子関係が楽しい子育てにつながるとは、到底思えません。

通常、新生児期から乳児期の赤ちゃんは、ひとりでは遊びませんし、ひとりで遊ぶことを楽しむことはありません。特に新生児期から乳児期の赤ちゃん(0ヶ月から18ヶ月くらい)は、「おもちゃを楽しむ」というよりは、お母さん(お父さん)との「対話」を楽しみます。

そして、この時期に、お父さんやお母さんに、いっぱい遊んでもらって、相手してもらって、「愛されている自信」を持つんです。これが重要です。いつでも愛されているという自信こそが、その後、幼児期になってからの『自立心』の重要な土台となるんです。

この「いっしょに遊ぶ」ということを実践するために、「おもちゃ」とくに「発達段階にあったおもちゃ」は、とても役に立ちます。特にお父さんが赤ちゃんと対話を持ちながら、遊ぼうとする場合は、おもちゃは必需品です。なぜなら、お父さんは、お母さんのように「本能的に赤ちゃんと対話する術」を持っていないからです。何かしら「対話のネタ」が必要なんですね。

そうして、赤ちゃんの「遊び」にお父さんもお母さんもいっしょに関わることによって、これから芽生える赤ちゃんの「自立心」の土台を作ることができるんです。

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