■ 音あそびって、音楽とは違うの?
音楽というと、曲を演奏するとか、絶対音感といったことをイメージするかもしれません。でも、その段階に入る前に必要なのが「音あそび」です。ここでは、音程だとか、音階といった音楽の要素の前に、「音を鳴らして、楽しむ」という原体験を与えることを重視しています。
ですから、楽器も、必ずしも音階になっている必要はありませんし、正しい調律である必要もありません。とにかく、音を奏でることを楽しむのが、音あそびです。いろんな音色があり、いろんな音の出し方があり、道具を使うもの、手を使うもの、強さの加減で音の出方が変わる、たたく場所で音色が変わる・・・そうしたことを、楽しむのは、まさにこの1〜3歳の時期です。
難しく考えずに、遊びとして取り組んでください。
|