私は、これまで3万人以上のお母さんと、絵本を通じて接してきました。 ほとんどは、0歳児のお母さんであり、知育教育に非常に感心の高い方たちです。 そんなお母さんたちが、共通して持つ疑問があります。
おもちゃというのは、「環境づくり」なのです。だから、赤ちゃんの好奇心を刺激し、発達段階ごとに高度になってゆくアクティビティ(遊び)を促すような環境を作ることが理想です。そして、その環境をどう過ごすか、ということが遊び方の部分となりますが、その答えは「対話」に尽きます。0歳児にとって、お母さんとの対話が、遊びを応援することであり、言語発達の源泉であり、認知発達の鍵だからです。 つまり、「環境づくり」×「対話」によって、その価値が決まるのです。
環境づくりとして、なぜプレイジムが良いのかといいますと、「遊びの拠点」になるからです。プレイジムは、寝ている状態でも、バーにぶら下がったおもちゃで遊べますし、天井を見るかわりに、プレイジムの世界を見せてあげられます。 お座りしたら、マットの上に座って、さまざまな遊びができます。ハイハイするようになり、やがて歩くようになっても、このプレイジムを基点にその外に世界に踏み出すことができます。そして、また戻ってくることができます。