白黒赤という配色、そして白黒赤理論に基づく絵柄やグラフィックは、平面で見ていると、少々ドギツイ感じがありました。もちろん、コンセプト段階で、「赤ちゃん本位」と掲げていたので、多少ドギツクても、迷いはありませんでした。とはいえ、大人には刺激が強い色使い、そして柄だとも、少し思っていました。
でも、実物を見てみると、予想以上にカッコ良かったのです。これなら、「和」のお家にも溶け込むし、「モダン」なお家にもマッチする、はたまた「カントリー調」のお家んも合うのではないかと、欲張りな想像をしてしまうほどでした。
これは、「赤ちゃん本位」のうれしい誤算でした!
しかし、この第一号試作品は、赤色の色味が、白黒赤絵本の赤色とは少し違った色味でした。白黒赤絵本の「赤」は、すこし朱色がかった明るい「赤」です。第一号試作品のプレイジムの「赤」は、すこし彩度を落とした落ち着いた赤です。
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