パパ大豆のトンネルプレイジム開発物語
 
序章
赤ちゃんが生まれたら、最初にあたえたいおもちゃ
メーカーに伝わらない赤ちゃんの思い
プレイジムへの熱き情熱
Scene1
運命の出会い
夢への第一歩
デザインコンセプトは、赤ちゃん本位
「理想のプレイジムって何?」を考えました
ママが赤ちゃんのことを学ぶきっかけを作りたい
Scene2
真っ白なサンプル0号との出会い
もう後戻りはできない
とうとう出会えた試作品1号完成
Scene3
さまざまな思いを乗せて、試作品2号完成
赤ちゃんに教えてもらおう!
すべてを決めてGo!する瞬間
Scene4
ママに向けた「乳児期の特別な体験」テキスト執筆
特別な体験には、やっぱり必要だから・・・
ソフトミラー開発物語
最終段階の困難を越えて
とうとう出会えた試作品1号完成
デザイン版下が完成しらた、早速、生産をお願いしている宮地さんのもとに送りました。そして、待つこと数週間、ついにデザインを載せたサンプル1号が、出来上がってきました。
    

平面図では、想像していたものの、やはり実物を見ると、その印象は、まったく違います。

スタッフ一同の第一印象は・・・
     

   

     
そうなのです。予想に反して実物は、おしゃれな印象だったのです。あるスタッフが、こんな風に表現しました。
       


   

  
白黒赤という配色、そして白黒赤理論に基づく絵柄やグラフィックは、平面で見ていると、少々ドギツイ感じがありました。もちろん、コンセプト段階で、「赤ちゃん本位」と掲げていたので、多少ドギツクても、迷いはありませんでした。とはいえ、大人には刺激が強い色使い、そして柄だとも、少し思っていました。

でも、実物を見てみると、予想以上にカッコ良かったのです。これなら、「和」のお家にも溶け込むし、「モダン」なお家にもマッチする、はたまた「カントリー調」のお家んも合うのではないかと、欲張りな想像をしてしまうほどでした。

これは、「赤ちゃん本位」のうれしい誤算でした!

しかし、この第一号試作品は、赤色の色味が、白黒赤絵本の赤色とは少し違った色味でした。白黒赤絵本の「赤」は、すこし朱色がかった明るい「赤」です。第一号試作品のプレイジムの「赤」は、すこし彩度を落とした落ち着いた赤です。
     

       
この色味の違いは、「赤ちゃん本位」を掲げる上で、こだわるべき点です。そこで、絵本と同じ赤でもう一度試作品を作ってもらうことにしました。そのほかにも、トイバーに付ける付属のおもちゃにしかけられたラトル(ガラガラ)の音がやや小さかったので、もっとしっかりした音の鳴るものに変えたり、この時期の必須アイテムであるティーサー(歯固め)を加えたり、マットの上のしかけを付けたり、様々な追加アイテムや追加のアイデアが出されました。
このプロセスは、このプレイジムの方向性を左右するので、アイデアを絞りきるまで、ミーティングにミーティングを重ねました。そして、ほかにも、細かいところで、安全面を考えて、トイバーを固定するマジックテープに、さらに「はずれ防止」のためのフラップを付けるようにしたり、それこそ本当に色んなアイデアや工夫が出ました。それくらい、みんな尋常ではない思い入れを持って、ミーティングに臨んでいました。それらの思いすべてを、試作品2号に込めました。

そして、思いを詰め込んだ試作品2号を待ちました!

 
 
   
 
Copyright © Happy Child. All Rights Reserved.