今までは、単独で遊ぶことが多かった子が、少しずつお友達と遊ぶようになってくると、遊びの中で役割を決めて遊ぶことを覚えてきます。
その時期から見られるようになってくるのが、ごっこ遊びです。
子どもが当たり前のように楽しんでいるこのごっこ遊びですが、実は大切な役割を持っているのです。
ごっこ遊びで、お店屋さんやお客さんになりっきて役を演じることを通して 想像力を育み 、他者と関わりながら、仲良く遊ぶためのルールや順番を自分たちで考えたり、それを守ることで 社会性が養う ことができます。
そして、お店屋さんごっこは、他のごっこ遊びに比べて、役割がはっきりしているので、大人でも参加しやすい遊びです。子どもとの遊びが苦手なパパも、ぜひ一緒に遊んで見てはいかがですか?
また、こういった ごっこ遊びは、おもちゃが作りこみ過ぎていると、子どもが想像する必要がなくなり、何かに見立てることや、工夫するために必要な想像力が育ちにくくなってしまいます。
想像力を育むこの時期は、 細部まで細かく作りこまれているおもちゃよりも、シンプルで丈夫な、リアル過ぎないハッキリとした色形の物の方が、より想像力を育てることができます。
ごっこ遊びを通して、子どもの目線で対話をしてみてください。