今までは、単独で遊ぶことが多かった子が、少しずつお友達と遊ぶようになってくると、遊びの中で役割を決めて遊ぶことを覚えてきます。
その時期から見られるようになってくるのが、ごっこ遊びです。
子どもが当たり前のように楽しんでいるこのごっこ遊びですが、実は大切な役割を持っているのです。
ごっこ遊びで、車や飛行機の運転手やパイロットになりっきて役を演じることを通して想像力を育み、他者と関わりながら、仲良く遊ぶためのルールや順番を自分たちで考えたり、それを守ることで社会性が養うことができます。
また、こういった ごっこ遊びは、おもちゃが作りこみ過ぎていると、子どもが想像する必要がなくなり、何かに見立てることや、工夫するために必要な想像力が育ちにくくなってしまいます。
想像力を育むこの時期は、 細部まで細かく作りこまれているおもちゃよりも、シンプルで丈夫な、リアル過ぎないハッキリとした色形の物の方が、より想像力を育てることができます。
ごっこ遊びを通して、子どもの目線で対話をしてみてください。