3才を過ぎたら、「ごっこ遊び」の環境を用意してあげたいものです。
幼児期をむかえた子どもは「ごっこ遊び」を通して、役を演ずることで想像力を高めますし、お友達や兄弟姉妹との共同作業の中から「自立」の基礎を養います。
2歳半くらいの子どもは、もう、こちらが話していることが聞けるだけじゃなく、自分が言いたいことも正確に伝えられますよね。
この時期から、徐々に「他者との関係」の中で育っていくものがあります。
自立心 と 社会性 です。
「他者」というのは、お父さん、お母さんであったり、兄弟姉妹、お友達だったり、はたまた、おままごとのお人形さんだったりもします。
言葉でコミュニケーションがとれるようになると、今までは、単独で遊ぶことが多かった子が、だんだん他者とかかわりながら遊ぶようになります。
その代表が「ごっこ遊び」ですね。
最初は、生身の子どもではなく、お人形さんやぬいぐるみから始まります。
お気に入りのクマさんをネンネさせたり、おうち(と想定している場所)に招き入れて、お世話をしたり。
そのうち、兄弟姉妹と関わって「おままごと」をしたりしますし、そしてそのうち、ほかの子と一緒に遊ぶことも覚え、役割を演ずる遊び方をするようになります。
「ロールプレイ」まさに「ごっこ遊び」ですね。
この「ごっこ遊び」というのは、幼児期の発達の上で、とっても重要な遊びなんです。
その後の「自立」や「社会性」の土台を築く遊びなんです
「役を演ずる」「他者と関わる」ということが重要なんです。 |